住宅地などを歩いていると、株一面に、たくさんの花を付けているバラを見かけることがあります。
丹精こめてバラを育てておられる方の姿が思い浮かべることができますよね。
でも、どうすれば、バラの花付きを良くすることができるのか。
今日は、この点を解説しますね。
強い枝を切り詰める
花付きの悪いバラを思い浮かべてください。
花付きの悪いバラは、強い枝がまばらにあって、その先に比較的大きな花が咲いています。
切り花にするならこれでもいいのですが、お庭の観賞用のバラとしては、あまり見栄えが良くありませんよね。
ですから、その強い枝を切り詰めればいいのです。
そうすれば、弱い枝にも栄養が行きわたりやすくなります。
その時に、株全体に日光が当たるように、枝を整理していくことが重要です。
こうすると、株全体の枝が活性化し、それぞれの枝先に少し小ぶりの花が咲くことになります。
お庭のバラとしては、この方が花いっぱいで、見栄えがいいでしょう?
バラの花付きを良くする管理
あとは、バラを甘やかせず、しかし、愛情を持って育てることです。
大事なことは
- 鉢土が乾いたら、しっかり水やりする
- 適量の固形肥料を置肥する
- 病虫害は早期発見、早期防除
- 梅雨時から秋口にかけて、株元をマルティングする
- 真夏は風通しをよくする
- 寒地では真冬は風避けをする
- 花後の切り戻し、真冬の剪定を励行する
でしょうか。
バラの夏越し
特に大都市や西南暖地では、夏に弱るバラが多いようです。
梅雨に入る前に、すかし剪定をして、株の中まで風が通るようにしましょう。
それから、鉢植えの場合は地面やコンクリートに直接置かずに、2つのコンクリートブロックの上に鉢を置いて、鉢の下も風が通るようにしましょう。
また、鉢植えでしたら、真夏は、風通しの良い、涼しい半日陰に移せるのであれば、その方が秋口の調子が良くなって、秋バラがきれいに咲くようになります。
来年と言わず、今年の秋バラでも花付きが良くなるように、頑張ってくださいね!
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