山野草に分類されるフウランって、ご存知ですか?
フウランは、素焼きの腰高鉢に中央部を空洞にしたミズゴケを使って植え付けるのが普通です。
これは乾きやすくして、蒸れやすいフウランを上手に育てる方法ですね。
これをミニ洋ランに応用すると、きれいな焼き締め鉢を使って、ミニ洋ランをうまく育てることができます。
ドームの形に整える
まず、小さめの薬瓶か栄養ドリンクの瓶を逆にして、瓶の底からミズゴケを載せていきます。
この時、繊維の方向を上から下へ垂らすようにし、角度を変えながら載せていって、隙間がなくなるようにしてください。
古いミズゴケを取り除いたミニ洋ランは、根を広げて、瓶に巻きつけたミズゴケの上に載せます。
4,5回、根を包み込むように、ミズゴケを巻いていき、ミズゴケの長さを揃えるようにミズゴケの端を切ります。
この時、ミズゴケの先端が鉢の底に付かないようにしてください。
ドーム植えにする
そっと、瓶を抜いて、形を崩さないように焼き締め鉢の中に入れて、きれいなドーム型になるように形を整えます。
このとき、ミズゴケの内側に空洞が残るようにします。
これで、苔玉に洋ランを植えたように、可愛らしく、室内に飾ることができます。
なお、瓶の代わりに木炭を使えば、木炭は蒸れ防止の効果があるので、木炭を入れたままで鉢に入れることができます。
この方が形が崩れにくくてやりやすいですね。
ドーム植えの管理
ドーム植えにする乾きやすくなるので、乾いたら霧吹きなどで水やりしてください。
乾きすぎる場合は葉にも霧吹きするといいでしょう。
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