寒肥のあげ方 間違ってませんか?

冬越し

真冬にあげる肥料のことを寒肥といいます。特に樹木は追肥よりも寒肥をメインの肥料として施すことが一般的です。

多くの植物は休眠中なので多めの肥料をあげることができるのが、寒肥の魅力ですね。

また有機質肥料は時間をかけて肥料が効いてくるので、ちょうど植物が肥料を必要とする春に肥料を効かせるように冬にあげるわけです。

ただ、間違った寒肥のあげ方をしている人も多いようなので指摘しておきたいと思います。

有機質肥料は埋め戻さないで!

化成肥料は10cmくらいの穴に入れて、埋め戻します。

しかし、鶏糞や油粕、骨紛などの有機質肥料は埋め戻さないでください。

有機質肥料は時間がたつと発酵するのですが、土の中にあると発酵時に生じる悪いガスが土中に滞留してしまいます。このガスが植物の根を傷めることがあります。

有機質肥料を穴に入れて上をあけておけば、ガスが土中に残らず根を傷めることがありません。

込み合っている場合には

樹木に寒肥をあげる時、枝が伸びている枝先のあたり、いわゆる樹冠の下に円形の溝を掘って寒肥をあげます。もちろん完全な円形の溝を掘るのが面倒なら、何か所かに穴を掘るだけでもいいです。

公園のような広い場所ならこれでいいのですが、ご家庭のお庭のようにいろいろな木が込み合っている場合は注意が必要です。それぞれの木に円形の溝を掘って肥料を入れると肥料過多になってしまいます。

自分の分だけでなく、隣の木の肥料も効いてしまうからですね。そもそも剪定しているので本来の自然な樹冠よりも幹に近い場所に肥料を入れがちになります。

このような住宅のお庭では、木と木の間の中間の位置にひとつ穴を掘って肥料を入れてください。

こうすることで肥料過多になるのを防ぐとともに、可能な限り幹から遠い場所に肥料を入れることができます。

『地面』という呪縛から解放され、植物と知的に共生する最新アップデート。

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