ブルーベリーの接ぎ木:夏を乗り切るための裏技

果樹

品種改良のおかげで昔より育てやすくなったブルーベリーですが、暑さに弱いハイブッシュ系のブルーベリーは地球温暖化による酷暑は大の苦手です。

その酷暑を乗り切るひとつの方法として、暑さに強いラビットアイ系の品種を台木としてハイブッシュ系の品種を接ぎ木することがあります。寒冷地では性質の強いハイブリッド系の品種を台木とする場合もあります。ここでは、ブルーベリーの接ぎ木について説明いたします。

穂木の準備

ブルーベリーの接ぎ木は葉が出る前の3月下旬が適期です。前の年に株元から伸びてきた健康な枝を切って穂木を作ります。3芽つけて15cmくらいの長さに切り分けてください。この時、花芽の付いた先端部分は使いません。

台木の準備と接ぎ木

まず、台木にするブルーベリーの枝を株元から5cmくらいのところで切ります。切り口を鋭いナイフなどで斜めに切り戻します。端から5mmくらい内側に2cmくらい、まっすぐに切り込みを入れてください。

時間をおかずに、穂木の根元部分を斜めに切り戻し、反対側を2cmくらいの切り口になるように、30度くらいの角度で切ります。台木の切り口に向きを合わせた穂木を差し込みます。

接ぎ木用テープで台木の切り口のやや下から上に向かって、きつく巻き上げていきます。この時、台木の切り口もしっかりテープを巻いて保護してください。穂木の上側の切り口に保護材を塗っておくと良いでしょう。

接ぎ木後の管理

接ぎ穂が活着して10cmくらい伸びてきたら、台木から出てきた枝は全て根元から切り取ります。これ以降も台木側から出てきた枝はすべて切り取ってください。3年もすると普通に果実が収穫できるようになります。

しかし、6年目あたりから穂木が老化してきます。その時は台木から出てきた枝も何本か残して、新たな台木として接ぎ木してください。穂木の株を盛り土して穂木側から新たな枝を出させる方法もあります。この場合も、台木側からも枝が出てきますので、台木側から出てきた枝は全て根元から切り取ってください。

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