春はあれほど見事に咲いたのに、秋になるとぽつりぽつりとしか咲かない。咲いても花が小さく、枝の先で下を向いている。バラを育てている方から、いちばんよく聞くお悩みがこれです。
秋バラが咲かない原因は、じつは秋にはありません。8月の終わりから9月の頭にかけて、その株に何をしたかで、10月の姿はほとんど決まってしまいます。その作業が夏剪定です。春の剪定にくらべると地味ですが、四季咲きのバラにとってはこちらのほうが繊細な判断を求められます。
夏剪定でいちばん大事なのは、切り方ではなく日付です。バラは剪定から開花までの日数がほぼ決まっていて、大輪系なら45日から50日、中輪房咲きなら40日から45日。見たい日から45日を引いた日が、あなたの庭の剪定日になります。そして同じくらい大事なのが、鋏を入れてはいけない株を見分けることです。
note記事で紹介している内容
- 「45日の逆算」で剪定日をカレンダーに決める方法。地域差と、猛暑の年の調整幅
- 切る量は春の半分。株の3分の1、樹高の4分の1から3分の1という目安
- 切る位置の決まり。外芽、五枚葉、鉛筆の太さの枝という3つの条件
- 品種別の加減。’アイスバーグ’や’クイーン・エリザベス’は標準、’グラハム・トーマス’は控えめ、’ピエール・ドゥ・ロンサール’は切らない
- 夏剪定をしてはいけない4種類の株。一季咲きのつるバラ、夏に弱った株、今年の新苗、根詰まりの鉢
- 剪定と同時にやる3つのこと(追肥、マルチングの更新、病害虫の一掃)と、剪定後40日の管理
今はまだ暑くて、庭に出る気にもならない時期でしょう。それでも夕方に30分だけ鋏を持てば、10月にはちゃんと返ってきます。くわしくは、note記事でご紹介しています。
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