クリスマスローズは10月が勝負 今の植え替えで、冬の花数が決まります

宿根草

2月に花屋さんの店先でクリスマスローズを見て、「うちの株はこんなに咲かないのに」と思ったことはありませんか。去年から育てている株に蕾が3つか4つ。隣の鉢には20も30も花がついている。同じ品種なのに、どうしてこんなに違うのだろうと。

その差がついているのは2月ではありません。10月です。

クリスマスローズは9月下旬から新しい根を動かし、12月にかけて根を伸ばし、その力で蕾を押し上げて2月から3月に咲きます。花芽は夏の終わりに株の中で作られていますが、それを押し上げて花にするのは秋に伸びた根なのです。真夏は休眠中なので植え替えても得るものがなく、開花中にいじれば蕾が止まります。つまり植え替えができる窓は、10月と11月の2か月だけです。

そしてもうひとつ。鉢で毎年夏に株を減らしているなら、地面に下ろしてしまうという手があります。落葉樹の下は、冬から春は日が当たり、夏は葉が日傘になる、クリスマスローズにとって理想的な場所です。根づけば水やりも要らなくなり、3年で直径50cmから60cmの株に育ちます。

note記事では、無茎種と有茎種の見分けから、鉢の植え替え5つの要点、地植えの穴の掘り方と場所選び、株分けの手順まで、10月のうちに済ませる作業をまとめました。

note記事で紹介している内容

  • 冬の花を押し上げるのは10月に伸びる根。植え替えの窓が2か月だけになる理由
  • 無茎種・有茎種・中間種の見分け方と、扱いの違い(株分けと古葉切りができるのはどれか)
  • 鉢の植え替え5つの要点(深い鉢・一回りだけ・水はけ・根鉢は崩さない・クラウンを埋めない)
  • クリスマスローズが好む土と、苦土石灰をひとつまみ入れる理由
  • 肥料は10月から3月が本番、夏はいっさいやらない
  • 地植えの3つの利点(地温が安定・水やり不要・株が大きくなる)
  • 落葉樹の下が理想になる仕組みと、西日を避ける場所選び
  • 粘土質の庭での高植え。植え穴は直径40cm深さ40cm、株間40cmから50cm
  • 下を向いて咲く花を、斜面や階段ぎわで見上げる配置にする工夫
  • 地植えに向く系統と、暖地では鉢のままにしたい系統
  • 株分けは成長点3つ以上。刃物の消毒とブラックデス(黒死病)への備え
  • 10月にやってはいけない3つ(葉を全部切る・大鉢に飛ばす・夏の置き場所のまま)

クリスマスローズは、本当の見ごろになるまでに3年かかる植物です。その代わり、一度場所が合えば10年、20年と咲きつづけます。くわしくは、note記事でご紹介しています。

▶ note記事はこちら

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