昭和のころは、どこの庭先にも一株はある花でした。学校の花壇にも、駅前の花壇にも、大きな花を咲かせたダリアが立っていたものです。ところが最近、庭でダリアを見かけることがめっきり減りました。
これだけ華やかで花もちのいい花が、どうして庭から姿を消してしまったのでしょうか。日当たりの問題でしょうか。それとも球根の扱いが難しいからでしょうか。
じつはどちらも当たっていて、そして半分は外れています。理由がわかると、今の住宅事情でもダリアを楽しむ方法が見えてきます。しかも9月から11月は、ダリアが一年でいちばん美しくなる季節です。
ダリアが庭から消えた3つの理由
- 日光ではなく暑さ。生育適温は15度から25度で、日本の真夏は暑すぎた
- 塊根の扱い。芽は芋ではなく首(クラウン)にあり、そこを知らずに分球して失敗する人が多かった
- 草丈1.2メートルから1.5メートルという大きさが、小さくなった庭とベランダに合わなかった
ただし3つめは、支柱の要らない矮性品種の充実ですでに解決しています。残る2つを知れば、あの華やかな花はまた庭に戻ってきます。
note記事で紹介している内容
- 1842年に長崎へ渡り、天竺牡丹と呼ばれた花。昭和のブームから現在の復活まで
- 涼しくなると花色が深まり、花もちが3日から1週間以上へ。秋こそ本番という理由
- 夏に姿が崩れた株を立て直す「秋咲きスイッチ」。9月上旬までの切り戻しで40日から50日後に咲く
- 今年から始めるなら9月の開花鉢。蕾の数と節の詰まり方で選ぶ
- 真夏の午後だけ日陰になる置き場所、二重鉢とマルチングによる地温対策
- 真夏だけ肥料を止める理由、掘り上げと貯蔵、そして春の分球でクラウンをつける切り方
秋の園芸店に、蕾をたくさんつけたダリアの鉢が並びはじめています。くわしい育て方はnote記事でご紹介しています。
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