10月の下旬、ビオラやパンジーの苗を玄関先の鉢に植えた方も多いのではないでしょうか。植えたばかりの鉢は少しさみしく、こんもり埋まるのは年が明けてからになります。そして多くの方が感じるのが、12月から2月のあいだ、鉢がどうにも代わり映えしないということです。
ビオラは寒さのあいだ生育が止まりますから、花はぽつぽつと咲くだけで、株も大きくなりません。この間の抜けた3か月を埋める方法があります。ビオラを植えた鉢の、その下に球根を仕込んでおくのです。
鉢の中を上下2段に使うので、ここでは二階建てと呼ぶことにします。下の階に球根、上の階に草花です。(上の段にムスカリなどの小球根、下の段にチューリップやスイセンなどの大球根と、球根そのものを2段に植える「ダブルデッカー」とは別の方法です。)成り立つ理由は単純で、ビオラの根は土の表面から10cmまでにしかなく、深さ25cmの鉢なら下の15cmが遊んでいるからです。そこへ球根を入れれば、水も肥料も取り合いません。
しかも花の時期がずれています。ビオラが息をひそめる真冬を越えて、2月下旬にムスカリ、3月にスイセン、4月にチューリップが、ビオラの葉のあいだから立ち上がってきます。ビオラ自身がいちばん咲きそろう時期と重なりますから、鉢ひとつで秋から春まで花が切れません。
note記事では、球根の上にかぶせる土の厚さ、苗を植える位置、組み合わせの3つの型まで、今週末にできる手順をまとめました。
note記事で紹介している内容
- ビオラの根は10cmまで。鉢の下半分が遊んでいる仕組み
- ビオラ、ムスカリ、スイセン、チューリップの開花リレー表
- 二階建てに向く鉢(深さ25cm以上・素材選び)と水はけを強めた土の配合
- 植え方の6手順(球根の間隔・かぶせる土は5cmから7cm・元肥を入れる位置)
- 苗を球根の真上に植えてはいけない理由と、芽の通り道の作り方
- 王道型(チューリップ+ビオラ)の品種選びと草丈の目安
- 早春型(ムスカリ、クロッカス+アリッサム)は浅い鉢でも組める
- 球根を2段にする本式のダブルデッカー型と、バルブ・ラザニアの注意点
- 二階建てで失敗する3つの原因(土が浅い・水のやりすぎ・球根の質)
- 花後の扱いと、翌年も使える球根、1年で使い切る球根の見分け
手間は普通の寄せ植えに5分足すだけ、見られるのは半年です。鉢ひとつしか置けないベランダでも、11月から5月まで花を切らさずにいけます。くわしくは、note記事でご紹介しています。
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